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世界の水問題にインターネットの力で取り組む

WWAからのメッセージ


私たちは自由な個人です。
 自由な個人と個人の間には、社会と呼ばれる空間があります。
 社会は、個人と個人をつなぐものです。気を使うこともあれば、そのためにエネルギーを注ぐこともあるでしょう。時には煩わしいものです。
 でも、人は一人では生きていけないので、それはなくてはならないものです。

 そして社会は、ただそこにあるものでも、誰かが作ってくれるものでも、強制されるものでもなく、それを構成する私たち自身が自ら形づくるもの、自由で全く違う個性を持つ個人をまぜこぜにした結果を表した鏡のようなものです。
 独りでいるのは気楽だけれど、何となく孤立している感じがしませんか。周りで何が起きていてもどうでもいいですか。遠くで起こっていることは、私には関係ありませんか。何かをしようとしたときに、社会に対して無力さを感じていませんか。

 私が変われば、社会は変わるか。

 ウェブとデジタルという技術が個人をさらに分断するのではなく、人と人をつなぐ。自由で全く違う個性を持つ個人の意志の集まりをもっとストレートに社会として映し出す。そのツールとなる可能性を感じています。
 そして、「水」という、誰にも関係あるもの、なくてはならないもの、大量にあるけれど、ほとんど使えないもの、どこへでも沁みこんで広がっていこうとするもの、ぐるぐると循環しているものが、デジタルなネットワーク上で人をつなぎ、自由で全く違う個性も持った個人が活き活きと、それでいて自然体で周りのことを配慮する社会を作り出す触媒として劇的な働きをなすのではないか。

 私が変われば、社会は変わるか。
 私が良いことをすれば、社会も良くなるのか。

 「水」と「ウェブ・デジタル」をキーワードに、個人のアクションが社会を変えていく姿を目に見える形で表現する。Water Web Alliance(ウォーター・ウェブ・アライアンス)は、そういう活動をしたいと思っています。

(2008年6月20日 デジタルハリウッド大学院Room Fにて)

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